絶望しない生き方:いろんな世界を持つことの大切さ

○○が上手くいかないから人生終わりだ
と思ったことはありませんか?
人生で絶望したり自殺する人の思考回路はだいたいコレです。
- 仕事で上手くいかないから終わり
 - 多額の借金があるから終わり
 - 家庭環境が最悪だから終わり
 - 顔がブサイクだから終わり
 
他人から見たら、何だそんなことで悩んでるのか?と思ってしまいますが、本人にとっては深刻そのものです。それこそ命を断つほど辛いのです。
じゃあ、なんでそんなに辛いのかというと、1つの世界が自分の人生のすべてだと思っているからです。
1つの世界しか見ていないから、それが上手くいかないと人生終わりのように感じるのです。
解決法は単純で、いろんな世界を持つことが大事なのですが、この記事で詳しく書いていきたいと思います。
きっと生きるのが楽になるヒントがあるはずです!
いろんな世界を持つことが大事
家族、友人、恋人、仕事、趣味、習い事
なんでもいいので、複数世界を持つことで、1つがだめになっても、耐えられるようになります。
これは投資とよく似ています。
投資の世界では、「卵は1つのカゴに盛るな」という格言があります。
なぜそう言われるのか?それは1つのカゴが壊れたらすべての卵を失うからです。
要はリスクが高すぎるからリスク分散しましょうね。という考えです。
人生も同じで、1つの世界に自分をすべて賭けるようなことはしてはいけません。その世界がダメになったら人生ごと終わるからです。
1つの世界しか持たないと絶望する理由
1つの世界しか持たないことは危険です。
自分の人生のすべてが1つの世界に依存してしまい、その世界が駄目になると人生が終わりに感じて絶望してしまいます。
本当はたいしたことないのに、大ダメージを受けて立ち直れなくなったり、最悪自殺だってありえます。自殺する人は大抵、世界を1つしか持っていないことが多く、逃げ道がないから追い込まれるのです。
それに、1つの世界に執着していると、視野も狭くなります。
仕事ばかりに執着して、家庭をおざなりにしている父親を思い浮かべてみてください。
すごくバランス悪いですよね?
おそらくその父親は仕事に執着し続けている限り、早かれ遅かれ、家族に愛想をつかされて、家庭を失い、あとから大きな後悔に苛まれるでしょう。
人生はバランスが大事です、何かに偏っていると人生がおかしな方向へといきます。
- 1つしか持ってない世界が上手くいかないと人生終わりに感じる
 - 自殺する人は1つの世界しかないことが多い
 - 人生の視野が狭くなる
 - 執着すればするほど人生がおかしくなる
 
誰しもが安らぎの世界をもつべき
僕は小さな頃、父がDV、虐待するようなクズだったので、毎日怯えて暮らしていました。
深夜に叩き起こされて正座させられ怒号撒き散らされることなんてしょっちゅうで、皿などを投げつけられたりもしていました。
当然、幼い僕は、毎日恐怖でしたし、父親の顔色に神経を研ぎ澄ませ、なるべく怒らせないような振る舞いをして生きてきました。
そんな僕ですが、なんとか今まで生きてこれました。
自殺してないのが奇跡みたいなものですが、それでも生きてこられたのは、音楽という趣味があったおかげでした。
イヤホンをして音楽を聞いているときだけは、音楽の世界へ自分の心を避難させられている、そんな気がしました。
おそらく、僕が、家族の世界しか持っていなければ、この世にいないでしょう。
人間、安らげる世界が必要です。
あなたにとっての安らぎの世界は何でしょう?
なんでもいいのです。
1つの世界がダメでも、
- 超可愛い彼女いるしな
 - 今晩は餃子の王将で宴するしな
 - 明日の推しのライブ楽しみだな
 
とかで乗り切れるものです。
こういう複数の世界を持ち、増やしていけば、1つの世界の絶望なんてしょぼく感じます。
ラピュタのムスカ大佐が高いところから見下ろして、「まるで人間がゴミのようだ」というシーンがありますが
複数の世界をもち、ズームアウトしていけば、たかが1つの世界なんてまるでゴミのようだ。と感じられるはずです。
まとめ
- いろんな世界を持つことが大事
 - 1つの世界に執着するから絶望と自殺してしまう
 - 複数の世界を持とう
 
人生は1つの世界だけでできていません。
家族、仕事、趣味、友人、恋人…世界は探せばいくらでも見つかります。
あなたにも、心が休まる“世界”を作ることができます。
それは大げさなことじゃなくて、好きな音楽、好きな食べ物、好きな本、好きな場所…なんでもいい。
今日から、あなたの“世界”を増やしてみませんか?
