無能でも努力できる?挫折しない唯一の方法はベビーステップ
「ダイエットしたいけど、いつも3日坊主で終わる…」
「英語を勉強しようと思って参考書を買ったけど、開いたのは最初の1週間だけ」
「副業を始めても、やる気が続かない」
こういう悩みを抱えている人は少なくありません。
でも安心してください。
それ、あなただけじゃなく、人類の9割はそうです。
人間の脳には「ホメオスタシス」という現状維持プログラムがあり、変化を嫌うようにできています。
だから、大抵の人は新しい努力を始めても続けられません。
成功者がSNSやYouTubeで「毎日〇時間努力しました!」と語っていても、それはごく一部の特別な人だからできただけ。
努力できないままで終わるか、それとも小さな工夫で続けられるようになるか。
この記事では、その突破口を紹介します。
無能は努力が続かないのが当たり前
ホメオスタシス(現状維持プログラム)の罠
人間の脳は、「変化」より「安定」を優先します。
例えば、
- 「明日から毎朝5時にランニングする!」と決意しても、3日後には二度寝している
- 「毎日30分筋トレする!」と張り切っても、疲れた日には「今日はやめとこ…」とサボってしまう
こういう経験、誰にでもありますよね。
これはあなたが怠け者だからではありません。
人間の脳が「いつも通りの生活」に引き戻そうとする自然な仕組みなんです。
だから「続かない」のはむしろ正常。
人類のほとんどは、そもそも努力を継続できない生き物です。
高すぎる目標は必ず挫折する
さらに無能にとって大敵なのは「最初から高すぎる目標」です。
- 「英語を1日1時間勉強する」
- 「副業で毎日3記事書く」
- 「筋トレ毎日30分」
こういうのは、最初の数日は気合でできても、必ずどこかで崩れます。
なぜなら、そもそも人類の9割はそんな負荷に耐えられないからです。
一部の「異常にタフな人」ができただけで、それをあなたが真似できなくても当然なんです。
成功者の努力は特別ケースである
努力が続かないと、どうしても「自分は意思が弱い」「自分は無能だ」と落ち込みますよね。
でも本当のところは逆です。
成功者の方が異常に強いだけなんです。
好きだから続けられただけ
成功者の多くは、その分野が「好き」で仕方なかった人です。
例えばイチロー。
彼は毎日欠かさず練習していたと言われていますが、それは「野球が楽しくて仕方なかった」からです。
あなたも子どものころ、ポケモンやドラクエにハマって、気づいたら何時間もプレイしていた経験がありませんか?
あれは「努力していた」わけではなく、ただ好きだから続けられただけ。
異常な精神力を一般人が真似するのは不可能
一方で、「1日15時間勉強した」「会社員をやりながら副業で毎日5時間作業した」なんて話もよく聞きます。
でもこれは普通の人間には無理です。
人類の9割はそんな精神力を持ち合わせていません。
一握りの「異常にタフな人」ができただけで、それをあなたが真似できなくても当然なんです。
努力ではなく「楽しさ」が原動力
僕自身も子どものころ、ポケモンをやり込んで、朝5時に勝手に目が覚めて続きをやっていたことがあります。
でもこれを「努力」とは言いませんよね。
つまり、成功者が継続できていたのは、努力ではなく「楽しさ」が原動力だったからなんです。
無能のあなたが「続けられない」のは、楽しさを感じないタスクに挑んでいるから。
それはごく自然なことです。
しかし、世の中はゲームのように楽しいことをしていても人生は変わらず。
- 勉強
- スキル習得
- 副業の作業
- 筋トレ
などの、楽しくないことをしなくてはなりません。
つまり、努力が必要なわけですね。
無能でも努力を続けるための方法を紹介しましょう。
無能が努力を続ける唯一の方法=ベビーステップ
結論から言えば、無能が努力を続けるための方法は ベビーステップ しかありません。
ベビーステップとは「赤ちゃんの一歩」のように、極端に小さい行動から始めるやり方です。
「努力」というと、大きなことをやらなきゃと思いがちですが、無能にそれは無理ゲー。
だからこそ 小さく、小さく始める ことが絶対条件になります。
0→1を超小さく設計する(スクワット1回からでOK)
例えば筋トレ。
「毎日30分筋トレ!」なんて続くわけがありません。
代わりに「スクワット1回」だけを目標にしてみてください。
1回なら、寝る前でもできるし、疲れていてもできますよね。
この「1回」から始めることで、無能でも挫折せずに続けられるんです。
ポイントは「やりすぎない」こと。
物足りないくらいが、むしろ継続のコツです。
「やってるかやってないかわからない」レベルで始める
勉強や副業も同じです。
- 英語なら「単語帳を1分だけ開く」
- 副業なら「ブログの管理画面にログインするだけ」
- 読書なら「1ページだけ読む」
このくらいなら脳も抵抗してきません。
むしろ「それだけでいいの?」と拍子抜けするレベルに設定しましょう。
小さな成功体験で自己嫌悪ループを断つ
無能が一番陥りやすいのは、挫折→自己嫌悪→何もできない→さらに自己嫌悪という無限ループです。
でも、ベビーステップなら毎日「できた」体験を積み重ねられます。
- 「今日もスクワット1回やった」
- 「今日も単語帳を1分だけ開いた」
これだけで「続けられてる俺、えらい」と思えるんです。
無能が努力を続けるために必要なのは、この「小さな成功体験」の積み重ねです。
簡単な、1日の課題チェックシートを作っておけば、努力が可視化されて気分も良くなりますよ。
ベビーステップは意味あるのか?
ここまで読むと、きっとこう思う人もいるでしょう。
「スクワット1回とか、単語帳1分とか…そんなの意味あるの?」
正直に言えば、今の時点では意味はほとんどありません。
でも、数年後には大きな差となって現れます。
今は意味なく見えるが、数年後に差が出る
想像してみてください。
- 英単語を1日1個覚えるだけ
- 1年後には365個
- 3年後には1000個以上
たった1分でも続ければ、数年後には「やらなかった人」と大きな差がつきます。
筋トレも同じです。
スクワット1回でも、3年、5年と続ければ、筋肉や体力に確実な変化が出てきます。
小さな習慣が複利のように積み重なる
投資の世界で「複利の力は人類最大の発明」と言われていますよね。
努力も同じです。
- 1回の勉強や筋トレは小さすぎて成果ゼロに見える
- でも「積み重ね」が複利のように効いて、未来で大きな成果になる
これがベビーステップの真価です。
「無能なのはあなただけじゃない」からこそ差がつく
繰り返しになりますが、無能なのはあなただけではありません。
人類の9割は無能です。
だからこそ、「小さなことを積み重ねられるだけ」で、周りと差がついていきます。
多くの人は途中でやめるからです。
無能でも続けられる工夫をした人だけが、数年後に「有能」っぽく見える存在になれるんです。
まとめ:無能でも努力は続けられる、ベビーステップが最強
この記事でお伝えしたことを整理します。
- 無理な努力は絶対に続かない
- 成功者の圧倒的努力は特別ケース
- 無理して真似しても、ほとんどの人は挫折する
- 無能なのはあなただけじゃない
- 人類の9割は無能
- だから「続かない自分」を責める必要はない
- 無能が努力を続ける唯一の道はベビーステップ
- 0→1を超小さく設定する(スクワット1回、単語帳1分など)
- 「やってるかやってないかわからない」レベルで始める
- 小さな成功体験を積み重ねて、自己嫌悪ループを断つ
- 今は意味なくても、数年後に差が出る
- 小さな習慣の積み重ねが複利のように効く
- 続けられる人だけが、未来で大きな成果を得る
結論:無能でも努力はできる。ただし、やるならベビーステップしかない。
今日からできる最小の一歩を決めてみましょう。
- 筋トレならスクワット1回
- 勉強なら単語帳1分
- 副業なら管理画面にログインするだけ
千里の道も一歩から。
小さな一歩が、数年後には大きな差になります。
僕は、毎日スクワット1回を目標に努力しています。
あなたも、無理せず、焦らず、笑えるくらい小さな努力から始めてみてください。
